商品のご案内など 雑誌「ふでばこ」

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ふでばこ 17号(2008.12月発売号)

目次
  • ・ 特集「土樂」
  • ・ 文化鍋
  • ・ ル・クルーゼ
  • ・ もう一歩、の台湾
【連載】
  • ・ 金の匙 銀の匙/角田光代
  • ・ 悠久の美学/吉村作治
  • ・ 家という大きな道具箱/趙 海光
  • ・ 居場所のある音/イッセー尾形
  • ・ 手とその周辺/坂本光三郎
  • ・ 夢は実現する/橋本勇夫
  • ・ 女神たちの台所/検見崎まこと
  • ・ 化粧筆のはたらき/最愛の道具として――翠緑セット

三重県の伊賀で土鍋をつくる窯元「土樂・どらく」のルポルタージュです。伊賀の土の能力を最大限に生かし、ていねいにつくり上げた土鍋のよさ、自然と親しみお米も自分たちでつくる窯元一家の心豊かな暮らしぶりなど、総86ページでお届けします。

今回の特集は「土樂」です。

「どらく」と読みます。聞きなれない言葉ですよね。というのも、一般名詞ではなくて、窯元の名前なんです。三重県の伊賀に江戸時代から続いていて、主に土鍋をつくっています。いまや土鍋業界では海外の土と機械で大量生産するのがあたり前なのですが、土樂では、伊賀の土のみを使って、一つ一つろくろで手づくり。伊賀の土はもともと耐熱性が高いのですが、その能力を最大限に生かすやり方で、丈夫で、しかも味わい深いお鍋をいろいろつくっているのです。
ご当主は福森雅武さん。稀代の目利きとうたわれた白洲正子さんの著作にも登場する方で、なんというか、生きてゆく上で大切な事々すべてに通じている御仁です。必要なことにはきっちりと手をかける一方で、余分な虚飾は一切しない主義。それは窯の仕事、毎日の食べ物、花の活け方などに共通します。お米や野菜もつくり、あざやかな庖丁さばきで料理をつくっては自作の器に盛り、同じく自分で焼いた花器に山歩きの道すがら手折った花を活ける―――お米づくりは代々の伝統で、料理もお花もお茶も、どこかで習ったことはなく、「原点をつきつめて考えるうちに、しぜんと出来るようになった」といいます。そのどれもがプロなみで、端から見ているととにかくカッコイイのですが、ご本人にはもちろんそういう気はなく、日本人として、伊賀の窯元に生まれた人間として、ごく当然に生きているだけという感じ。そこがなおさらすごいなぁと。
本特集では「伊賀の土のポテンシャルを最大限生かす鍋づくり」「福森家では何をどのように食べているか」「真っ当に、豊かに生きる」の3章・86ページにわたって「土樂」という窯元の姿をご紹介します。この冬、きっと土鍋が欲しくなり、ちゃんと暮らすっていいなと思っていただけることでしょう。

土樂の他にもお鍋がいっぱいの17号では、発売から60年になるご飯炊きのスペシャリスト「文化鍋」、そして、多くの熱烈なファンをもつ「ル・クルーゼ」も登場。「ル・クルーゼ」はフランスの本社工場とその村を訪ねる24ページのルポルタージュです。

ふでばこ 17号

価格:1,800円+税

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<ご注意>こちらの商品の決済方法は【代金引換“以外”】をお選びください。尚、ふでばこ各号のみお買い上げの際は、クロネコメール便にて郵便受けへの投函となりますので、配送日のご指定は承れません。ご了承ください。

お知らせ

ふでばこ・価格改定のお知らせ

小誌も創刊から4年が過ぎ、はや16冊目となりました。総ページ数80での船出でしたが、特集記事の充実を図るうちに、今は巻頭のみで80ページを超えるまでなりました。ここまで来れましたのも、ご愛読くださっている皆様方のお蔭と、ここに深く御礼申し上げます。

今号から総160ページとなるのを区切りに、次号(17号・12月10日発売予定)より、本体価格を1800円とさせていただく運びとなりました。これからもより一層の誌面づくりに取り組む所存ですので、どうか引き続きのご愛読を賜りますよう、心からのお願いを申し上げる次第です。

なお、すでにお申し込みいただいた年間購読分は、従来の価格(1冊・本体価格952円)にて取り扱わせていただきます。 2008年10月1日以降の年間購読につきましては、大変お手数ですが、フリーダイヤル 【0120-1425-07】 までお問い合わせください。

今後ともふでばこをどうぞよろしくお願い申し上げます。株式会社白鳳堂

ふでばこ 16号(2008.9月発売号)

目次
  • ・ 特集「九谷」
  • ・ 畠山七宝製作所
  • ・ 筆をつくる
  • ・ ヨーロッパの磁器工房を訪ねる
【連載】
  • ・ 金の匙 銀の匙/角田光代
  • ・ 悠久の美学/吉村作治
  • ・ 家という大きな道具箱/趙 海光
  • ・ 居場所のある音/イッセー尾形
  • ・ 手とその周辺/坂本光三郎
  • ・ 夢は実現する/橋本勇夫
  • ・ 女神たちの台所/検見崎まこと
  • ・ 化粧筆のはたらき/携帯ミニ仕様、決定版!

九谷焼を86ページでお届けします。まず古九谷発祥から今日までの歴史を名品とともに解説。そして原料の陶石から一枚のお皿が出来るまでを詳細にルポ。また6人のつくり手(三代浅蔵五十吉・福島武山・宮本直樹・山本長左・山本篤・福永幾夫)の仕事に、九谷焼の作風と、それを創り出す技術との関係を追いました。産地を再生するために立ち上がった伝統工芸士の取り組みもご紹介します。

今回の特集は「九谷」です。

つまり九谷焼のことなのですが、焼き物のことはもちろん、産地の状況や周辺にある諸事も含める意味で「九谷」という特集名にしました。それに九谷焼というと、緑や青、黄、赤で埋め尽くした絵付けが思い浮かぶのではと思いますが、それは九谷焼のほんの一部! とのメッセージでもあります。たしかに、色をしっかり使った絵付けが最大の特徴とされていますが、青一色のシックな染付けもあれば無地もあります。そもそも、まず原料をつくる人がいなければ、九谷焼は形さえ生まれません。そこで、毎号の恒例となった「できるまで」は、今回も原料の陶石から一枚のお皿が出来上がるまでを追い、さらに作風の異なる6人の作家の仕事場を訪ねて、九谷焼とはどういうものなのか、じっくりと見せていただきました。
九谷焼では、作家の数だけ作風があると言われています。陶磁器の場合、作風が違うということは、用いる材料やテクニックが違う、ということ。つまり九谷焼で作家を名乗るには、芸術的感性はもちろんですが、化学的な知識や道具と手先を使いこなし、独自の技術や方法を発明してこそ、なのです。これって、とてもすごいことですよね。
そういうすぐれた技術と感性が寄り集まった産地でいながら、九谷はいま、とても苦戦しているそうです。この特集では、なんとか産地を再生しようと、皆で力を合わせて取り組む様子も取材してきました。この道50年になるベテランも、初心に帰って九谷焼を学び直し、売り場にも立って市場をとらえようとしています。
この特集から、産地のほんとうのブランド力とは何か、を一緒に考えていただけると嬉しいです。お店で見る九谷焼にもいろいろありますが、その商品が確かな商品かどうか、どういうストーリーから生まれたものかも想像していただけることと思います。

16号では他にヨーロッパでの陶器誕生の物語と工房巡りを26ページにわたってお届けします。また勲章やアクセサリーに使われる美しい七宝のお話も。そして、手前味噌ではありますが、白鳳堂の面相筆づくりも(ついに!)詳細にお目にかけます。日本のものづくりに心を寄せる、白鳳堂の面相部隊の仕事をぜひご覧になってください。

ふでばこ 16号

価格:952円+税

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ふでばこ 15号(2008.6月発売号)

目次
  • ・ 特集「傘」
  • ・ 前原光榮商店の洋傘
  • ・ 琉球くば笠
  • ・ 忘れ物 物語
  • ・ ドイツワインへの誘い「リースリング・ルネッサンス」
  • ・ 家訓――心を伝える
【連載】
  • ・ 金の匙 銀の匙/角田光代
  • ・ 悠久の美学/吉村作治
  • ・ 家という大きな道具箱/趙 海光
  • ・ 居場所のある音/イッセー尾形
  • ・ 手とその周辺/坂本光三郎
  • ・ 夢は実現する/橋本勇夫
  • ・ 女神たちの台所/検見崎まこと
  • ・ 化粧筆のはたらき/ツヤ肌主義!パウダー筆

いま、和傘が大きく見直されています。材料が竹や和紙といった自然素材であること。構造がものすごく緻密で、目にも美しいこと等々、和傘には、日本の美学やものづくり力が凝縮されています。15号ではそのよさを丹念に掘り起こし、伝統的な製造工程の現場ルポをはじめ、歌舞伎や野点の傘、そして和傘作家や現代的デザインのWAGASAのことなど、総80頁で特集しました。

今回の特集は「傘」です。

みなさんは和傘を差したことがありますか? 旅館の玄関で見かけることはあるかもしれませんが、家にある、という人は少ないと思います。 普段用の番傘はもちろん生活必需品でしたし、よそゆき用の蛇の目傘は、嫁入りに欠かせない道具でした。 それなのに昭和20年代の後半に洋傘が普及して、あっという間に暮らしから姿を消してしまいました。 洋傘は金属+化学繊維です。 和傘も丈夫とはいえ、さすがに洋傘なみに「気にせずバンバン使う」のはむずかしい。 その上、材料が竹や和紙といった自然素材であるため、つくるのは洋傘よりはるかに手がかかります。 戦後日本の経済スタイルには、残念ながら合わなかったのですね。
ところがいま、和傘が大きく見直されています。 まず素材がいわゆる「エコ」であること。 それなのに、雨や雪をしっかり防ぐ頼もしさがあること。 構造がものすごく緻密で目にも美しいこと。 昔を知る人は、和傘のやさしい情緒を取り戻したいと言い、今の若い人は、そのカッコよさに驚くそう。 そうした動きに応じて、和傘の弱点をおぎなった構造や、現代的なデザインも出てきています。 このふでばこ15号では、生産量日本一の岐阜で、傘骨づくりから仕上げまでの伝統的な製造工程を取材。また歌舞伎や野点の傘のこと、和傘をめぐる新しいモデルや動きのことなど、総80頁で特集しました。
和傘はやさしい! 綺麗! そしてかっこいい! 和傘を手にとって開いてみたい―――特集をご覧いただいたら、きっと、そう思われることでしょう。

もちろん洋傘だって大事です。周辺記事では、昔ながらの部品とていねいな手仕事で知られる「前原光榮商店」の洋傘もじっくりとご覧に入れます。一方でいまや年間輸入が1億3千万を超える異常事態が招く「傘の浪費」を象徴する、警視庁遺失物センターのルポもあります。

ふでばこ 15号

価格:952円+税

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ふでばこ 14号(2008.3月発売号)

目次
  • ・ 特集「針仕事」
  • ・ 世界が認めた広島の針
  • ・ 絹物語
  • ・ 足袋「むさしや」の仕事
  • ・ 加賀、絹のゆびぬき
  • ・ 家訓――心を伝える
【連載】
  • ・ 金の匙 銀の匙/角田光代
  • ・ 悠久の美学/吉村作治
  • ・ 家という大きな道具箱/趙 海光
  • ・ 居場所のある音/イッセー尾形
  • ・ 手とその周辺/坂本光三郎
  • ・ 香の道具つれづれ/麻布香雅堂 山田眞裕
  • ・ 夢は実現する/橋本勇夫
  • ・ 女神たちの台所/検見崎まこと
  • ・ 化粧筆のはたらき/ビギナー向け化粧筆

きものの国・日本で生まれた和針の賢さには驚くばかり。きものは出来上がるまでに、また手入れのためにも縫ったり解いたりを何度も繰り返します。その精緻かつ合理的なものづくりと、それを可能にする和針は、日本人の感性の象徴です。また、5年間の住込み修業で一流の和裁士を養成する、京都の和裁塾のルポルタージュも。 小さな針から日本文化を知り、思わず自分も「針仕事」がしたくなる、総76頁の特集です。

今回の特集は「針仕事」です。

針は、身の回りにある道具の中でも、もっとも小さなもののひとつ。でも、その小さいボディの中には、知恵と工夫がいっぱい詰まっています。とくに、きものの国・日本で生まれた和針の賢さには驚くばかりです。 きものは出来上がるまでに、また手入れのためにも縫ったり解いたりを何度も繰り返すのをご存知でしたか? まず下絵を描くためにきものの形に縫い、描けたら解いて、染めたり刺繍するために再び反物の状態に縫い合わせます。それが終るとふたたびきものの姿に縫い―――私たちが呉服屋さんの店先で見るのは、この状態ですね―――買い手が決まると、また解いて、その方の寸法に合わせて正式に裁断・仕立てをするのです。いわゆるクリーニングにあたる「洗い張り」でも、きものはすっかり解かれて、反物の状態に縫ってからおこない、必要に応じて染め直しや修理をして、また仕立て直すわけです。
つくる過程も手入れの方法も、一見、面倒くさくて手間ばかりかかるようですが、それでこそ精緻で美しいきものがつくれて、また長年にわたって着尽くすことができる、とても合理的なシステムなのです。
それもこれも、独特な構造をもつ「和針」があってこそ。和針は、針職人ときもの職人、仕立て屋さんが関りあって、長年かけて育て上げてきた、日本人の感性の象徴なのです。

特集では白生地から色留袖ができあがるまでの110日間をじっくりと追いました。また、一流の和裁士になるには、日本人としての心を持つところから始まるという、京都の和裁塾での修業も伝えます。

14号では他に、日本一の針産地である広島のこと、金沢に伝わる宝石のような絹のゆびぬきや、足袋づくりのこと、そして本物の日本の絹を甦らせる動きのことなどをご紹介します。

いずれの取材でも、ものづくりに携わる方たちの意気に打たれるとともに、私たちができること、しなければならないことについて、深く思わずにはいられません。伝統とは? ホンモノとは? よりよく、愉しい暮らしとは? 今日もまた、ひとつひとつたずね歩いています。

ふでばこ 14号

価格:952円+税

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